FXで聖杯探しを止められない人へ!ドローダウンした時にとるべき行動!!

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Photo by Simon Cunningham

為替がどう動くかということは、基本的に分からない。ポジションを取って逆に向き始めたらどこまで行くかは分からない。順行したとしてもその利益がどこまで伸びるのかは分からない。

FXで負けている人はもちろんのこと、勝っている人だって完全に将来の値動きを予測することはできない。

聖杯探しの旅の末に得る答えは「そんなものはない」だ。もう少しきちんと言うと「簡単に手に入る聖杯はない。」だ。聖杯は失敗と成功を繰り返しながら、地道に記録を残していき自分の手で築き上げていくものだ。

今回は、ドローダウンについて考えてみたい。聖杯を見つけては負ける。そんなことを繰り返している人の一助になればと思う。

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どんな手法にもドローダウンはある


Photo by SigNote Cloud

どんな手法でもロスカットを食らうことはある。連続で損切りになる場合だってある。2、3回の連続ロスカットならまだ何とか落としどころもある。

ただ、それが4回、5回となるとどこかがおかしいと思い始める。聖杯ハンターにとってはこの辺りで次の聖杯を求めて旅に出る準備をする。これもダメだった・・・と。

ただ、聖杯クエストへと出発する前にやるべきことはたくさんある。売買記録を見返し、損失の種類を確認してみてほしい。それからでも旅に出るのは遅くはない。

ドローダウンした時は損失の種類を見極める!!

もし、あなたが耐えがたい損失でストレスを抱えているなら、そのドローダウンが何を原因としたものなかを自分の中ではっきりさせる必要がある。旅に出るのを少し延期して以下の3点を確認してほしい。

1.そもそもルールは守られていたか?

これはドローダウンと呼ぶべきではないかもしれないが、まとまった損失が出てしまったときに先ずはっきりとさせなければならないことだ。

熱くなって、おかしなエントリーをしてはいないか。損失を取り返そうとした取引はなかったか。自分の取引記録を見返してみてほしい。その日の取引を思い返してほしい。

自分としてはルールを守っていたつもりでも、後で冷静になって見てみると、ルールに反した取引を見つけることもある。

5分足で高値を切り上げたので、押し目を買ったらダダ下がり。あとで冷静になって見てみると1時間足ではレンジで、ただ高値でつかまされていたなんてことはよくある。売りたい人(あるいは利益を確定したくなる人)が多くなるのは自然なことだ。

ロスカットができなかった、薄利での利益確定を繰り返したなど、意図的にルールを破ってしまったと判断するなら、聖杯探しはしばらく延期にした方がいい。どんなに良さそうな手法を見つけても、同じことになる可能性が高い。

2.ドローダウン期間の相場状況をもう一度見返してみる!

ルールを守っていたにも関わらずロスカットが連続して続くようなら、もう一度チャートを見返してみる必要がある。自分のエントリーは理にかなったものだが、たまたま連続してロスカットが続いているだけかもしれない。

為替は人間が動かしているので、気まぐれな動きをすることも多い。意地悪な値動きが連続して続くということもある。本当にただ意地悪な動きをしているだけならあまり気にする必要はない。

気晴らしでもしながら、今まで通り取引をして記録を残していけばいい。また、これは成長のチャンスでもある。そういう相場が自分の手法にとって弱点であることを経験できたからだ。

過度に警戒しすぎると、エントリーする場所がなくなってしまうが、様子見にするべき相場としてルールに追加するかどうか考えてもいいし、ルールに何らかの微調整を加えるべきなのかもしれない。

3.たまたま勝たせてもらってただけなのか?

ルールも守れている。チャートを見返してみても特に変な相場だとは思わない。ここで初めて手法そのものに目を向けても遅くはない。

アベノミクスで急上昇したドル円相場のような、買ってれば儲かる相場もある。リーマンショックや欧州ソブリン危機のような、もうとにかく売ってれば利益が出るような相場もある。

勝っていた時には思いもしなかったが、ものすごく特殊な手法で短期間の相場にしか対応できないのかもしれない。あまりにも無理があると判断せざるを得ない場合、初めて手法探しを検討してもいいかもしれない。

ただし正しい判断をするには「経験」が必要!

手法を完全に変えることに全否定はしない。ある意味で「あまり意味ない」ということを経験することができる。ただお薦めすることではない。

手法を丸ごと変更しなければならないという場合は、手法の不合理性をかなりの程度認識せざるを得ない場合に限ったほうがいい。

一番の近道は、自分の慣れ親しんだ手法や考え方をもとに、記録を積み重ねながら調整を繰り返していくことであることは間違いない。

また、上で示した3つの点もある程度の「経験」が無ければ判断することが難しい。その相場が通常の相場なのか、またおかしな相場なのか。そういった判断をするには時間をかけて相場に取り組まなければならない。

では正しい意味で経験を積むとはどういうことなのか。どんな手法でもルールでもいい。定期的に見直しを繰り返しながら、1年間くらいど真剣にトレード記録を残してみてほしい。例え思ったような利益がでなかったとしても、チャートの見え方や、自分のトレードでの悪癖など見えるものが具体的になる。

あれこれと根本的な部分を変更する場合に比べ、かなり多くのことを手に入れることができる。

結局のところ、聖杯探しを止めるには、「これを続けてたらトータルでは浮く!」という点を心に落とす必要がある。その点が不明確なので、必要以上に不安に駆られてしまう。授業料と自尊心を削りながら、それでも努力を継続させるのは本当につらいものだ。

ただ、それは自然なことだし、それでかまわない。

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ちょっとした反応があると、単純なボクは喜んでしまい、更新頻度とか上がりますw

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