取引の最中に意識を向けるべきこと!チャートの裏側を想像する!

夢だった職業に就いたが、自分の持っていたイメージと現実はかけ離れたものだった。よくある話だ。

何かを始める前、あるいは始めた当初に持つイメージと実際にやってみて感じる現実が同じということはあまりない。

同じような感覚をFXでも持つことがある。始めた当初に持っていたFXのイメージと、今感じている現実は非常に異なるものだ。

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FXを始めた当初のイメージ!鉄板手法を手に入れないといけない!

DREAM
photo by Melody Campbell

FXでは「鉄板手法」なるものが存在し、それさえマスターすればその後は夢のような自由を謳歌することができる。

始めた当初に僕が持っていたFXのイメージは非常に安直なものだった。ただ、自分としてはかなりの覚悟を持っているつもりでいた。

鉄板手法に辿り付くためにはどんな勉強でも頑張ってする。でも、何が正解なのか分からないからとにかく色々と探し回って試そう!と。

そして、数年に渡る勉強期間を耐え抜いた末、投資家として必要な「鉄板手法」を獲得することができるに違いないと。

商材こそ手を出さなかったが、手法を公開しているブログを巡り、手法が書いてある書籍を買い漁った。わざわざレポートを手に入れるために口座を開設したりもした。

当時の僕は探していたのだ。探し求め、見つけることが、投資家として成功するための道だと考えていたからだ。

「鉄板手法」を持っている人が勝ち組で、負け組とは「鉄板手法」まで辿り付けなかった人だという、かなりクリアカットなイメージを持っていた。

時には「鉄板手法」を見つけたつもりになり、「手法を見つけたのだから」という想いから、負ければ相場に悪態をついた。天に唾を吐くようなものだ。当然自分の顔に落ちてくる。僕は自分の唾で顔面ベタベタだった。

現在僕が抱いているFXの現実!相場の裏では皆何を考えている?

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photo by Gabrie Coletti

現在、このイメージは随分と異なるものになっている。大切なことは、いわゆる「手法」ではなく相場そのものだ(手法やルールはもちろん大切だが)。

何よりも重要視するのはチャートそのものであり、そのチャートを形作っている人間の思惑だ。言い変えると、相場の裏側に自分の意識が向いているかどうかが大切なポイントだと感じている。

「手法」とは人間の思惑により出来上がったチャートに対して一応の形で定式化したものに過ぎない。言葉で手法を説明する場合、どうしても公式のようになってしまう。

公開されている「手法」が嘘であるとは言えないが、それを他人が使うとなると不可能になるのは当たり前のことだ。なぜなら、相場の状況を想像する力が圧倒的に足りておらず、公式にはめ込もうとしてしまうからだ。

相場の裏側の思惑を想像すること。

つまり、

ここでは売りたい人が増えそうだ。

買いたい人が増えそうだ。

ポジションを閉じる人が増えそうだ。

みんな様子見にしてそうだ。

随分ポジションを駆ってきたな。上(下)目線の人が増えただろうな。

落としたがってる人がスタンバってそうだ。

爆上げしても高値でモジモジして落ちてこないなら、「まだ上がりそう。」と思う人は増えるだろうし、

爆上げ後に、急激に下げてきたなら「あれ?下なのかな?」っと思う人の割合は増すだろう。

下がらないという事実は、買いたい(あるいはポジションを保有しておきたい)という人を増やすだろうし、

上がらないという事実が下目線の人を増やしたりする。

モジモジも度を超すと逃げる人が増えたり・・・。

などなど挙げると切が無い。また、時間と共に思惑も変化していく。

特に、節目での動きはさまざまな思惑がぶつかり合うので非常に面白い。歓喜と苦痛の悲鳴が聞こえてくる。

相場(チャートの裏側)をメインに置くことの大切さ!

自分が買ったら下がっていく。皆が売りたかった場所で買ってしまっただけのことだ。

自分が売ったら上がっていく。皆が買いたかったところで売ってしまっただけのことだ。

「手法」が機能しているかどうかに気を取られてしまうと、相場を動かしている人間の声が聞こえにくくなる。機能しない「手法」に苛立つのは無理のないことだ。

逆に相場をメインに置くことで、「じゃぁ仕方ないね、僕が間違ってました。」と思うことができる。イライラするのがバカバカしくなる。

また、相場をメインに置くことで謙虚でいられるようにもなる。勝てたときは相場のおかげ、負けたときは相場の裏側を想像しきれなかった自分のせい。と思えるようになる。

僕は、取引の最中に自分の意識がどこを向いているのか、常に確認するよう努めている。

意識を向けるべきポイントは、実際に動いている相場そのもの、特にその動きの裏で行われている取引や、その動きによって他の人はどう感じているかを想像することだ。

相場の裏側を想像することによって、どのポイントでなら利益を得やすいのかは、個々人で違ってもいいし、その結果「手法」が異なるものになるのは当然のことだと思う。

インジケーターの数値設定などに気を取られる人は、一度チャートを素っ裸にして現時点で動いている値動きから色々と想像してみるといい。それこそがリアルタイムの実況中継であるし、何よりもシンプルでいい。

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ちょっとした反応があると、単純なボクは喜んでしまい、更新頻度とか上がりますw

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