FXでニュースを読むときに気を付けたいこと3個!影響されるなら無視!

悲観的な報道の最中でも、相場が上がっていくということはよくあることだ。

ニュースを見る際は気を付けたほうがいい。妙な情報が頭にこびりついてしまい、チャートが教えてくれているリアルタイムの実況中継が聞こえにくくなってしまうことがあるからだ。

今回は報道について考えてみたい。

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メディアは結構いい加減!いや、、、かなり!

だらけた犬
photo by Héctor García

毎日、テレビのニュースキャスターが「〇〇が好感されて、ドルが買われました。」とか、「〇〇が起きたのでリスク回避で円が買われました。」とか言う。

報道というのは、おせっかいにも値動きに合わせて理由を付け加えてくれる。その方が説得力が出るのだろう。

当たり前のように、為替の変動とその原因を結びつけ情報を発信する。だが本当のところは誰にも分からない。「ドル円」が上がっていくということは、売りよりも買いが強かっただけのことだし、逆に下がっていくようなら買いよりも売りが強かっただけのことだ。

上がっていくと「上ですか!」ということでロングポジション持つ人とショートポジションを閉じる人が増える。逆に下がっていくと「下ですか!」ということでショートで応戦する人とロングポジションを閉じる人が増えるだけの話しだ。

メディアというのはかなりいい加減なものだ。自分の専門分野、あるいは趣味などでもっとも詳しい分野についての報道を考えてみて欲しい。嘘ではないんだけど(たまに嘘もあるけどね・・・)、いい加減で表面的な情報しか出てこないと感じないだろうか?

政治に詳しい人は、シリア情勢とかウクライナの報道を見て思うところは多いのではないだろうか?

金融関連の報道も同じだ。大抵は大手証券会社のファンドマネージャーやエコノミストが出てきてあれやこれやと理屈をこねて説明してくる。

非常にもっともらしく作られているのだが、またその言及自体は誤りではないにしろ、為替の変動要因を特定することは不可能だ。

事実として何が起きたかは頭に入れてもいいとは思うが、「ふぅん。」程度で構わないし、その情報が自分の取引を左右するようなら見ないほうがいいというのが僕の意見だ。

必要以上に感情に訴えかけてくる

パニック
photo by Les Haines

報道機関は非常にセンセーショナルな形で情報を発信してくる。必要以上に僕たちを喜ばせようとしてみたり、逆に不安な気持ちにさせようと試みてくる。テレビでの報道など本当にひどい。

これはメディアの性質上ある程度は仕方のないことだ。報道を観てもらわないと(あるいは読んでもらわないと)商売として成り立たないからだ。

どのようにして人の注意を集めるか、ということを考えざるを得ないため、必然的にコピーライティングの技術が駆使された見出しを付けなければいけないということになる。

コピーライティング業界では「人の感情に訴える。」という手法は王道で、その手法は商品広告だけではなくあらゆる分野に応用されている。

FX取引を考えたときに、情報によって感情が刺激された状態は非常に厄介だ。気にしていないつもりでもどこか脳みその片隅にこびりついて、自分のトレードに影響を与える可能性がある。

いつもならエントリーするような相場で躊躇したり、ロスカットを行うべきポイントでロスカットできないなんてことが起こりかねない。これも取引に影響してしまうようなら見ないほうがましだ。

情報を発信する側にとって「おいしいトピック」というのがある!

涎を垂らす犬
photo by John Haslam

ブログを書いていると、「このワードはおいしいな!」なんて思うことがある。

去年、アメリカのデフォルト懸念が再燃した時期があった。その頃、僕は為替日記をほぼ毎日更新していおり、その日の注目材料としてファンダメンタルズにも言及していた。経済系のサイトもこぞってアメリカデフォルト問題を取り上げ、政府機関閉鎖に関しての報道を垂れ流していた。

恥ずかしながら僕自身もこの波に乗っかろうと、「アメリカ」「デフォルト」「政府機関閉鎖」で毎日の記事を書いた。

「これはおいしい!!」と確かに思った。その理由はこれらのキーワードを辿ってアクセスが大幅にアップしたからだ。これらのワードで普段の10倍くらいのアクセスを集めることができた。

半分以上趣味でブログを運営しているブロガーでもそう思うのだから、本職の人はもっと「おいしい」と思ったには違いないだろう。

このアメリカデフォルト危機とは民主党と共和党による夫婦喧嘩みたいなものだが、情報系のサイトはありとあらゆる方面から、アメリカデフォルトのインパクトの強さを訴え、想定される恐ろしい結末と共にこのトピックを扱った。

この騒動の最中、相場はどうかというと、民主党と共和党が会合を持つ度に円安ドル高方向へとぶち上げて行った。その後デフォルトが回避されたという報道があるとお約束のように下落していった。まさに期待で買われて結果で売られるというのを具現化して見せた相場になった。

なぜそのトピックが書かれるのか?読みたいと感じる人がいるからだろう。書く側からするとそれはとってもおいしい事なのだ。

まとめ と 最後に・・・

まとめると、

メディアとは

結構いい加減な情報を

感情に訴えかけることを意識しながら

おいしい(メディアにとって)と思いながら

伝えようとしてくる。

ということになる。ここまで書いてみてメディア批判のようになってしまった気がするがそんなつもりも全くない。ただ、メディアとはそういう性質を持たざるを得ないものだということが言いだけだ。

報道で何が伝えられようと、チャートが上がっていくなら「買い」が勝ったということだし、下がっていくなら「売り」が勝ったということだ。

人間というのは調べ物をする際、無意識に自分にとって都合のいい情報を探すようにできているようだ。もし、あなたのポジションが想定外の損失を抱えていて、報道にロスカットをする理由を探しているようなら、そのポジションを即座に手放すべきだ。

チャートこそが真実を伝えてくれているリアルタイムの実況中継であり、余計な情報のせいでチャートの声が聞こえなくなるくらいなら知らないほうがまだましだ。

誰が何を言おうが、あなたの利益も損失も全てあなたの責任なのだから。

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ちょっとした反応があると、単純なボクは喜んでしまい、更新頻度とか上がりますw

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