よくFXは綱引きみたいだなぁと思う!!ということを物語風に!

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第1章:動物たちの不思議な王国

Animal Kingdom Sign
Photo by S Jones

これは銀河系から遠く遠く何万光年も離れた、とある銀河にある小さな星でのお話です。

そこには、私たちの住んでいる地球にとってもよく似た星がありました。木があり、海があり、川があり、動物たちもいます。動物たちは優れた文明を築き上げ、高度に文化的な生活を送っていました。

この星には動物が8種類います。クマさん、ライオンさん、ウサギさん、ネコさん、タヌキさん、キツネさん、イヌさん、サルさんの8種類です。彼らは種族間の争いもなく、毎日を平和に暮らしていました。

その星にはたった一つの王国がありました。動物たちの王国です。王国といっても王様は変わりばんこに担当する仕組みです。そうなのです。この国の動物たちには地球人が持っているような「欲」という概念がありませんでした。ただ一つを除いては・・・。

第2章:綱引きというゲーム

綱引き

普段は欲張ることの無い彼らですが、こと「綱引き」になると話は別でした。この「綱を引く」という単純なゲームにおいては、彼らそれぞれが一生の大半を費やすのでした。

彼らが夢中になる綱引きについて、もう少し詳しく説明する必要がありそうです。

綱引きは毎日行われます。みなどのように勝つかを考え、悩み、艱難辛苦を乗り越えようと試行錯誤しております。地球に住んでいる中学生がどんなにお馬鹿で間抜けであっても、「サッカーがかなり上手い」という理由のみで学校全体から一目を置かれ、強い発言力を有するように、彼らの星では綱引きさえ強ければ色々なことがその強者の思い通りになるのでした。

綱引きのルールはほとんど地球のそれと同じものなのですが、違う点が3つだけあります。

1つはどの方向に引くかをいつでも変更できるという点です。その時々の状況を判断し、反対側に回って引っ張ることもルールの範囲内なのです。

2つ目の違いは、どちらの方向に引くかを決めるだけではなく、様子見をするという行為も認められているという点。

3つ目の違いは、個人の単位で、引いた距離の長さが競われるという点です。実はこの綱引きには、チームでの勝ち負けという考え方がありません。一日何メートル引っ張ることができたか、その合計が個々人の得点として溜まっていくという仕組みです。

この物語は、そんな不思議な世界で、イヌさんが「綱引き」と歩んでいく物語なのです。

第3章:クマさんは力持ちでやさしい?

the bear
Photo by Tambako The Jaguar

誰にだって初心者の時期というのはあります。もちろんイヌさんにもです。まさにいまイヌさんは、初心者として綱引きに参加していたのでした。イヌさんはいつもいつも切望していました。

「オイラだってはやく一人前の綱マスターになりたいだワン・・・。でもいつもいつも気がつけば綱を握ったまま引きずられてしまってるんだワン。」

そうなのです。イヌさんは非常に辛い思いをしているのです。

この綱引きゲームでは終了が無いため、ずっとゲームが継続されています。ひどい時には皆が反対側の綱に回り思いっきり引っ張ってしまいます。それでも綱を離すことができないイヌさんはそのまましばらく引きずられたままです。

イヌさんが綱を離すことができない理由は、この綱引きの特殊なルールにあります。引きずられ始めても、時には反対側から他の動物たちが自分の側へと回り込み、イヌさんを助けてくれるのです。

ところで、イヌさんはクマさんのことが大好きでした。なぜなら、クマさんは、引きずられた末に手を離し、ぼろ雑巾のように地面に転がっているイヌさんに対していつも優しく接してくれたからです。

傷だらけで転がっているイヌさんに、

「おいどんが仇を取ってやるクマよ!!ゆっくり休養するんだクマ!」

といってイヌさんが引いていた側の綱を力強く握りしめ、思いっきり引くのでした。クマさんの力は大したもので、あれよあれよという間に反対側にいた大勢の動物たちは引きずられて転んでしまいます。

そんなクマさんの姿を、イヌさんはいつも、ボロボロに傷つき横たわったまま羨望の眼差しと共に見上げるのでした。

「やっぱりクマさん凄いワン!そして優しいワン!クマさん大好きだワン~~~~(遠吠え)」

第4章:イヌさんの骨折

Injured Piggy Bank WIth Crutches
Photo by Ken Teegardin(ブタでごめんm(__)m)

ある日のことでした。イヌさんはいつものように引きずられてぼろ雑巾のようになっていました。この日の引きずられ方は本当にひどいもので、イヌさんの足の骨は折れてしまいました。

これではどうしょうもありません。イヌさんはしばらくの間綱引きを休む羽目になってしまいます。代打はイヌBさんが勤めることになりました。

松葉杖をつき、ひょこひょこ痛々しく綱引き場にやってきたイヌさんは、いつもは自分が参加しているはずの綱引き場をぼぉ~っと眺めています。そこにはいつもと同じメンバーが汗をかきかき綱を引いるのでした。いつもと違うのは自分がそこにおらず、イヌBさんが自分の代わりに綱を引いていることくらいでした。しかし、このイヌBさんも綱引き歴がそれほど長いわけではなく、頻繁に引きずられてしまいます。

イヌさんがそんな光景をぼけぇ~っと見ていると、あることに気がつきました。それはクマさんはイヌBさんにも、とても優しかったのです。引きずられたイヌBさんを励まして、仇を取ってやると言い綱を引くのでした。

イヌさんは思いました。

「やっぱりクマさんは優しいワン。もぉクマさん大好き大好きワン~~~~(遠吠え風)」

第5章:イヌさんが気が付いたこと!

Idea - Foster's Chill Head
photo by Foster’s Art of Chilling

イヌさんは毎日欠かさずに綱引場に足を運び、ゲームを見ていました。参加することなく、客観的にゲームを見ていると、今まで気が付かなかったいろんなことを発見するのでした。

ある時、イヌさんはクマさんも負けることがあるということに気が付きます。しかも頻繁にです。ちょっとだけ不利な方向に引っ張られコテンと転びはするのですが、すぐに手を離して立ち上がり、パンパンと膝に付いた砂を払ってすぐに立ち上がります。

「へぇ~~、クマさんも負けることがあるんだワンねぇ。クマさんクマさん頑張れわ~~~~ん(遠吠え風)」

イヌさんが気が付いたことはこれだけではありません。キツネさんの動きがおかしなことにも気が付きます。キツネさんはドラえもんのキャラでいうとスネ夫のような性格で、いつも強いクマさんに媚びへつらっているのでした。

「クマさん、おはようございますコン。今日はいつもに増して毛並みが滑らかで上品でございますコンねぇ。かっこいいコンですぅ。またコンパを用意いたしますので一緒に行きましょうでコン。」

イヌさんは「何言ってんだこのあほ狐め。お前がクマさんの横にいると、だんだんクマさんがジャイアンに見えてくるからどっか行けワン。と心の中で壮絶なブーイングをするのでありました。

ただ、このキツネさんは単に媚びへつらっているわけではありませんでした。クマさんの行動をしっかりと観察し、クマさんが手を離した次の瞬間には自分も手を話してクマさんの後について行きます。

そしてクマさんが腕組みをして綱引きを見ている間も、もちろんその横で一緒にゲームの様子を見ています。

ゲームは常に継続していますので、クマさんとキツネさん以外の他の動物たちは、その間も汗をかきかき綱を引いています。

するとしばらくしてサルさんがクマさんとキツネさんの場所にやってきて休憩の仲間に入ります。3人はゲームを横目でちらちら見ながら、タバコをふかしては雑談にふけっています。

もちろんキツネさんが火をつけます。

気が付いたことはまだまだたくさんあります。サルさんはあまり綱をひかないということです。サルさんは基本的に腕組みをしながら綱引きゲームをじっと見ているだけです。その姿はまるでプロゴルファー猿さながらの凛とした姿でした。

イヌさんが気付いた驚愕の事実

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イヌさんが骨折をして2カ月が経ちました。毎日毎日、遠くから綱引きを見ることでとうとう驚愕の事実に気が付きました。

非常に高い確率で、クマさんはイヌBさんが引いている綱の反対側にいるではありませんか。その丸太のように太い腕で綱を思いっきり引いています。

驚いたのはその表情です。今まで見たことの無いような満面の笑みで綱を引いているのです。しかもけたたましい笑い声まであげています。

今までは、引きずられながらも綱を握るのに必死でその笑い声などは聞こえるはずもありません。

反対側にいるイヌBさんは必死に綱にしがみつき、今にも振り落とされそうになっています。

もちろんクマさんのすぐ後ろにはキツネさんがおり、サルさんはというと時たまクマさん側の綱をちょこっと引っ張っては様子見に戻り、またちょこっとだけクマさんサイドの綱を引きに戻ります。

とうとう力尽きてイヌBさんが綱を離します。イヌさんはいつもの自分の姿と重ねながらイヌBさんを見ています。やはりぼろ雑巾のように転がっているイヌBさんを見ています。

それを確認したクマさんは手を離し、すたすたとイヌBさんの近くに歩み寄り、こう語りかけます。

「おいどんが仇を取ってやるクマよ!!ゆっくり休養するんだクマ!」

その優しい声を聞いてイヌBさんはヒーローを見るような瞳でクマさんを見上げるのでした。

イヌさんはそれを見てこんな顔になりました。


((;゚Д゚)ガクガクブルブル

クマさんこえぇ~~~~~~!

To be continued…

(ウソ)

キャスト:
クマ・・・・・大口(ファンド・金融機関)
イヌ・・・・・へっぽこトレーダー
キツネ・・・・ディトレーダー?スウィンガー?
サル・・・・・スキャルパー

ライオン・・・なんかいろいろ(脇役)
ウサギ
ネコ
タヌキ

あとがき
ライオンさん・ウサギさん・ネコさん・タヌキさんも登場させようと試みましたが、面倒くさくなり止めましたm(__)m

僕はキツネさんとサルさんであり続けるために毎日頑張っています!!

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ちょっとした反応があると、単純なボクは喜んでしまい、更新頻度とか上がりますw

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