FXでルールが守れないという人へ【ツルハシと大砲】

ブログを運営していると検索クエリなどをチェックする機会が増える。検索クエリとはブログ訪問者が検索の際に入力する単語やフレーズのことだ。

このブログの検索クエリを見てみると結構多いワードがある。

「FX ルール」

「FX ルール 守れない」

「FX ルール 守り方」

そう、ルールについてである。今回は「ルールを守る」ということについて考えてみたい。

ルールの考え方についてよく師匠と話をする。いつもはなんやかんやで下ネタに例えられたりするのだが、この間話をしていて面白い例え話が出てきたのでその内容を記事にしたい。

なお、どうすればルールが守れるようになるのかといった具体策は提示していないので、具体案を期待してこのページに来た方には先に謝っておく。

あくまでも、ルールに関する個人的な考えという方向で記事を書き進めていくつもりである。

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FXでルールを守るって・・・「大砲」じゃなくて「ツルハシ」な感じ!「どかーん!」と「こつんこつん」

見出しが訳の分からないことになっているが、僕なりの意味がある。「ルールを守ることができない」というのはFX初心者にとってかなり大きい壁だと思う。この壁をぶっ壊して次のステップに行きたいのだが、なかなか超えられない壁だ。

「ルールを守る」ということを「壁」として捉えた時に、どうやってこの壁をぶっ壊していくか。そのようなイメージで考えていただきたい。

一度にすべての壁を壊すのは難しい!「どかーん!」では壊れない

Cannons
photo by Jeremy Carbaugh

おそらく、守れないルールがたった一つという方は少ないと思う。人それぞれだろうが「エントリー」「利確」「ポジポジ病」「ロスカットできない・遅れる」「利食い早すぎ」「逆張りしない」「難平しない」と上げれば沢山思いつく。

「ルールを守る」ということをクリアカットに捉えてはいないだろうか?ある日を堺に突然「守れるようになる」という性質のものではない。例え「勝てる手法」についての知識を手に入れたとしても、突然すべての取引がルール通りに行われるということはない。

「できた」or「できなかった」という白黒の考え方でルールを捉えると、トレードがストレスに満ち、自分に対する自己嫌悪を増長させる。

特に、FXを始めて間もない人に伝えたい。大砲を使って、一発で木っ端微塵に「壁」を吹き飛ばす。ある日突然そんな日がやってくる。そういったものではない。

「守られる」か「守られないか」といったクリアカットな考え方を持ってしまうと、精神的に参ってしまう。その結果、溜め込んだストレスはハチャメチャなトレードとなって現れ、暴発の末コツコツボカンの刑に処されることになる。

では、どういった捉え方をするべきなのか?僕はこのように捉えている。

ツルハシで少しずつ壁を削ってくイメージ!「こつりこつり!」

Using a pickax in making a pipeline, Tumwater CCC camp
photo by OSU Special Collections & Archives : Commons

ルールを守るということについてどのようなイメージを持つべきか。参考になるかどうかは分からないが僕は以下の様なイメージを持っている。

自分にとって壊すことがイメージできる程度の「壁」を意識的に粉砕し習慣のレベルにまで昇華させるイメージ。ある日を境に大きな「壁」が粉砕されるという具合ではなく、クリア可能な小さな「壁」をこつりこつりとツルハシで削っていくイメージだ。

つまり「どか~ん!」ではなく「こつりこつり」なのである。「ルールを守る」という1つの巨大な壁ではなく、複数の「守るべきルール」を小さな壁として小分けに設定しておく。一つ一つの小さな壁も、決して容易に崩せるものではない。これらを一つ一つ削っていくのである。

また、一度壊した壁が再び現れることもある。守ることが習慣になったようなルールでも、ほんの1度や2度、なんとなく行ってしまったルール違反(あるいは微妙な違反)が癖になってしまうこともある。その取引が利益になったとしたらなおさらである。再び小さな壁が復活する。

見つけ次第その都度、その「壁」の破壊活動に専念する。僕の例でいうとスキャルピングにおける逆張りというのが1つ悪癖としてある。

僕はスキャルピングをする際に「逆張りはしない」というのをルールとして決めている。残念ながら、本当になんとなくやってしまう時がある。そして大抵は利益になってしまう。

自分ではいけないと自覚しているので猛烈に反省する(逆張り自体がいけないというわけではない)。少しずつ、本当に少しずつ、心の中の見えない部分で何かが溶け始めるのを感じる。

これに気がついたら即座に対応することにしている。僕の場合は「絶対逆張りしないデー」を意識的に設ける。自分のOKがでるまでこのキャンペーンは継続される。

もはやトレードをする唯一の目的は「逆張りをしないこと」である。利益になろうが損失になろうがどうでもいい。順張りでトレードできないような相場なら徹底的に様子見を決め込む。

意識的な目的を「儲けること」に置かずに、「逆張らない」という点に集中する。結果はどうあれ、この目標を達成できた日は、僕のトレード日誌には甲子園優勝レベルの胴上げ的絶賛でとにかく褒める。

自覚している悪癖があるのなら、その一点に集中して、その「特定のルール」を守ることに専念する。

結局この連続なのだと思う。幾つもの要素を含んだルールを貫徹するということは非常に難しいことだ。それよりも一つ一つ守れないルールを潰していく作業が大切なのだと感じる。特に突出した赤字をたたき出している原因を潰してほしい。

最後に・・・

ぶっちゃけてしまうと、「ルールなんてどうでもいいなぁ」と感じることも多々ある。ルールを守るとは一体何なのか?そもそもルールは何のために設けられたものなのか?こういうことをよく考える。

ただ、相場状況を判断する経験と基準が極めて浅いFX初心者にとって、ルールは必須だといえる。

なぜなら、形式的にでも一貫性のあるトレードを行うことで、自分の種銭を守ることができるからだ。また、ある一定の基準を設けることにより反省するべき点や成長したと判断するための材料にもなる。

何にしても、痛い思いや美味しい思いを交互に味わいながら、自分の深い部分との対話を繰り返し、何度も相場に翻弄される中で自分に合ったルールを見つけ出すのだと思う。

ロスカットさえ行っていれば、明日も学ぶことができる。自分自身のルールが利益という果実として現れるまでゆっくり学んでいけばいい。焦らず、怠けず、少しずつ。

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ちょっとした反応があると、単純なボクは喜んでしまい、更新頻度とか上がりますw

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