【FX】頑張り方も人それぞれで【ロボ山さんとワラ岡さん】

最近よく、なんでブログ書いてるんだろうな?と考えたりする。このブログが存在する意義みたいのを考える。

FXブログというのは面白いジレンマを抱えているといえる。それは読者のニーズとブログ運営者の想いの乖離である。

ブログを書く以上はユーザーのニーズは満たしていきたいというブロガー思想をいっちょ前に持っていたりもする。しかしFX関連でブログを渡り歩いている人の8割は、(意識しているかどうかはさておき)聖杯を探しているといえる。つまり、どこでエントリーしてどこでイグジットするんじゃい!とか、どんなインジケーターを使っとるんじゃい!とか、値はなんぼじゃい!という情報を探している人が最も多い。あとは値動きの理由探し。これは検索クエリなどをみると一目瞭然だ。

このブログではそんなことは一切載せていない。頻繁に「正解など無い!」と綴っているし、これからもそうなるだろうし、心の持ちようといったメンタル系の記事も多い。そういう意味では残念ながらこのブログはユーザーニーズを満たしていないということになる。満たしたい、でも満たせない。よくそんなジレンマに駆られる。

僕の手法は、僕自身がうんちをチビるかと思うくらいの辛い経験と、時には甘い経験が連続して積み重り形を成したものでしかない。つまり僕だけの手法だといえる。これを言葉で云々かんぬんともっともらしく述べても伝わりはしない。

そんなこんなで、ここ数ヶ月このブログの意義について考えていたのだが、つい最近ある結論に至った。

このブログは

「まぁ、ちょっとゆっくりしていってくださいよ。大変なこともあるけどさぁ、勝ったり負けたりしながらゆっくり勉強して長生きしようよ。はふはふ。」といった、ちょっとした馴染みのお店にお茶を飲みに行くような場所であればええなぁ、

というあたりに落ち着くことにする。

ということで、今回は「まぁ、ゆっくりじっくり頑張っていこうよ!」ということについて書く。

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とにかく長生きすりゃいいじゃない!というのもかなり大切!

DE Landscape 08: Tiergarten Old Couple
photo by Francisco Osorio

FXに限ることではないが、何かに対して成長したいと考えた時に「正しい頑張り方」というのはある。どう頑張るかは大切なことだし近道になることも多い。FXで例えるなら、「記録を取れ!」「検証せい!」とかが正しい頑張り方なのだと思う。ただ同時に、単に長生きをすることの大切さも馬鹿にしてはいけない。長く相場とともに過ごすことで見えてくるものが必ずある。

正しく頑張ったところで、1年以内でコンスタントに勝てるようになるトレーダーなどそうはいない。初めの数年は負け負け。その後の数年は負けないけど勝てない。その末に、手法的にも精神的にもコツコツ積み上げていく技術が徐々に身につき始めるのだと思う。

何が言いたいかというと、「正しい頑張り方」は大切だしそれに拘るのは結構なことだが、拘り過ぎて辛さを増幅させてはいかんということ。いつもいつも100%正しく頑張らなくてもいい。「正しく頑張る」ことで疲弊して爆発してしまうくらいなら少しサボって息抜きをした方がいい。相場は明日もあるのだから。

長く続ける頑張り方【ロボ山さんとワラ岡くん】

参考になるかならないか分からないが僕はこんな感じで頑張ればいいんじゃないの?と考えている。記録を残すことは本当に大切!相場に対して感情的な部分はどう反応しているのか?の記録を残す!大切!それらの検証!?更に大切!でも頑張り過ぎて心が折れないようにバランスも保てる頑張り方でないと長く続けることはできない。意志の固いロボ山さんと結構いい加減なワラ岡くんを使って説明してみる。

一度決めたら頑固一徹!頑張り屋のロボ山さん

燃えるロボ山さん

ある所に、何事にも一生懸命で妥協を許さないロボ山さんがおりました。ロボ山さんは世間でも評判の頑張り屋さんで人気者。

ロボ山さんはFXという金融商品に興味を持ち始めました。「これからの時代は個人が稼ぐ力も大切ロボ!年金だってどうなるかわからないし、投資のお勉強を一生懸命頑張って稼げるロボになるんだロボん!」といった具合に、いつも通り気合満点で決意をするのでありました。

その日からロボ山さんは色々な書籍やブログを読み漁り、メキメキと知識をつけていくのでありました。実際に取引も始めてみますが勿論成績は思わしいものではありません。それでもロボ山さんの意志は鉄のように硬いので折れることはありませんでした。

「もっともっと勉強して立派なトレーダーになるロボ!」と更に知識を広げていきます。インディケーターやファンダメンタルズのお勉強も欠かしませんでした。

毎日仕事が終わってからの数時間パソコンに向き合って、知識を詰め込み、取引の全てを細かく記録し反省を繰り返すのでした。

ロボ山さんはそのように生きてきたのです。難関ロボット国立大学に入学した時も、一流企業ロボット商事(株)に入社した時も、頑張ってライバルたちを蹴落としてそのとき時の成功を勝ち取って来たのでした。一生懸命サボらず頑張ることこそがロボ山さんの生き方で、そのようにして今まで出会った困難を乗り越えてきたのでした。

ロボ山さんが固い決意とともにFXを始めて数年が経った頃です。ロボ山さんの疲労はとうとうピークに達していました。頑張っても頑張っても、一向にお金を手に入れられなかったからです。

それどころか、知識が増えるにしたがってマーケットの値動きに対する恐怖とストレスは増えていくばっかりです。「どうしてロボ?どうして僕がポジション持つとそうなるロボ?監視されてるのかもしれないロボん!」と被害妄想と疑心暗鬼に心は疲弊し切ってしまいます。まるで、ぶ厚く重たい色をした嵐の時の雲が心を包み込んでしまっているようです。

ある日のことです、「こんなに頑張っているのにどうして上手くいかないロボか!!!」とロボ山さんのストレスは飽和状態に達して大爆発を起こしてしまいます。とうとうロボ山さんは難平だらけの塩漬けポジションを数週間に渡って監視した挙句、強制ロスカットで大損失を出してしまいました。硬く誓ったロボ山さんの心はバキバキに折られてします。

バキバキロボ山さん

ロボ山さんの決意は固過ぎたのでした。頑なに頑張り過ぎたのでした。溜まりに溜まったストレスと巨額の損失を被ったロボ山さんの心はもはや前を向くことを拒否するのでありました。その数カ月後のことです。ロボ山さんはとうとう2ちゃんねるに「FXはクズのやるギャンブルだお!」などと書き込みを始め相場からは身を引いてしまうのでした。

だいたい頑張る!割かし適当ワラ岡さん

にょろにょろワラ岡さん

ある所に藁男のワラ岡さんがおりました。彼は元来の呑気者で割かし適当な性格の持ち主でした。そんなワラ岡さんもFXトレーダーになるために修行中の身でありました。

他のFX初心者やロボ山さんと同様、ワラ岡さんもチャートの記録を残したりそれを見直したりしていました。成績はというとこれも他の人と同様にあまり芳しいものではありませんでした。

そんなワラ岡さんは、勝った時も負けた時も特にいつもと変わる様子もなく。気になったチャートだけプリントアウトし、これまた気が向いたときにそれを見直したりしながら「まぁ、イケるイケる!その内うまくなるワラぁ。今月ボーナスが入るので生きていけるワラよぉ!」と存外のんきに日々を過ごすのでありました。

損失を出したとしてもワラ岡さんの反応は「あららのらぁ。ロスカットロスカット!損しちゃったワラぁ。チャートだけスクショして寝るワラぁ。んでもってまた明日から・・・

ワラ岡さん

といった具合です。

利益が出た時はどうでしょう?「やったワラぁ!今日は相場がよくって結構とれたワラぁ。それでは明日も・・・

ワラ岡さん

といった具合でした。

そうなのです。わら岡さんはもともとグニャグニャした性格だったため折れるということがなかったのです。もちろん彼なりに辛い時期もありました。しかし、そういう時に無理をして根を詰めるのではなく、しばらく相場から離れて遊びに行っちゃうのでした。

そんな具合で相場と接しながら5年が経ち、10年が経ちおじいさんになるまで相場とともに生きていったそうな。

最後に・・・

ワラ岡さんが生涯最後のトレードを決済した瞬間、トータルで浮いていたのかどうか僕には分からない。億万長者だったのかも知れないし、そこそこの生活を続けていたのかもしれない。僕はそこそこの小金持ちとして暮らしたのではないかと考えている。

手法というのが人それぞれ異なるように、どう頑張るかだって人それぞれでいいと僕は思う。無理をして詰めて頑張る人もいるだろう。詳細な記録とにらめっこする人もいるだろう。とにかく実践を通して上手くなっていく人もいると思う。

誰かに聞いた「正しい頑張り方」というのに捕らわれ過ぎずに、その時その時自分が必要だと感じることを出来る範囲でやっていけばいい。固い意志を持つことは結構だしある意味で不可欠な要素の一つであるといえる。ただ、同時に柔軟でもあれということ。当たり前のことだが、FX初心者を脱出するには取り敢えずでも長生きすることは絶対条件だ。

生活の一部として、ゆっくりと、本当にゆっくりと、藁のように靭やかに凹んだり喜んだりもしながら長生きしていけばいいと思う。そのためのちょっと一休み的なブログであるというのが、このブログの着地地点なのだと思う。

たまに休みに来て下さいm(__)mそんで、次の日からまた頑張ればいいじゃない。

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ちょっとした反応があると、単純なボクは喜んでしまい、更新頻度とか上がりますw

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