FX初心者が他人の手法で勝てない理由を3個あげてみる!

FXを始めて間もない初心者で勝てないと悩んでいる方は多いだろう。勝つための情報を探すためにFXブログを巡り、時に高価な商材の前で考え込んでしまうのは多くのFXトレーダーが通る道であると思う。

勝ち組トレーダーが使っている手法を手に入れたならば勝ち組になることができる。と思うのも理屈ではある。FXトレードにおける手法を「エントリー」と「イグジット(利確・損切り)」の2種類のみに限定して考えるならこの理屈は当てはまる。

ただ、他人の情報を元に取引をしてみたところで上手くいかないと感じているのではないだろうか。今回は、他人の手法を使ってもFXで勝つことが難しい理由を考えていくことにする。

尚、各項目はそれぞれが独立したものではなく、互いに関連しているものとして読み進めていって頂けたらと思う。

目次:

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他人の手法で出た損失は心に落ちにくい!

イライラする女性

アナタは勝ち組FXトレーダーの鉄板手法を手に入れました。おめでとう。その手法を使って一定の期間利益をあげることも可能になりました。はい、おめでとう。

しかし、ある時を堺に面白いようにロスカットを連発する時期が訪れる。もちろん、利益を上げていた時期にもロスカットは経験していたが、すぐに取り返すことができていた。ジワリジワリと資金は減っていく。どう考えてもおかしいと考え始める。

どんな手法も相場とマッチしていれば利益になるし、逆も然りである。その意味において特定の手法に正解も間違いもないのである。しかし、自分で築き上げてきた手法ではないので、その「手法」を「間違い」だったと一刀両断するといった判断は早めに訪れる。

他人から得た「手法」によって積み重なった損失は心に落ちにくいのである。その手法がいかなるものであれドローダウンというのは存在する。経験値の少ないFX初心者にとって、それは「ドローダウン」ではなく、「機能しない手法」と判断されることになる。

また、損失を心に落とせないことは暴発トレードを招いたりもする。いつしか損失を取り返すための取引に特化したトレーダーとなり、定例コツコツボカンをくらった挙句に、「手法」通りの取引が出来ていないにも関わらず「この手法は使えない。」ということになりやすいのである。

FXでは全く同じ値動きが存在しない!

色んな大きさの葉っぱ

相場には「人間」が関わっている。大口の機関投資家や個人の玉などコミコミパックで相場の値動きは形成される。当然のことではあるが、似たような相場状況において似たような結果が起こることは多い。しかし、全てが完全に一致した値動きというのは存在し得ないのだ。

どこかで拾ってきた「手法」には明瞭な形でエントリーとイグジットが示されている。「こうなったらこうせいよ!」とご丁寧に過去のチャートを貼り付けてある場合もあり、「なるほど、こうなったらこうするのか!」とFX初心者は思う。

※例として貼り付けてあるチャートは「それ・・・年に数回くらいしか見ないよね。」というものも多々あるので気をつけて下さい。

ただ、完全に同じ動きが起こり得ない相場では「こうなったけど、、、え?こうなの?」といった、微妙な場合がかなりある。

分かりやすい例としては、

「水平線(レジスタンスやサポートライン)をぶち抜いたのだが、髭をつけて足が確定しやがった・・・どうなの?」

などで頭を抱えたりする。挙げれば切りはないが、つまり、「手法」の条件を満たしているのかどうか不明瞭な場合というのがある。この場合は様子見にするのか、それとも取り敢えずポジションを建てるべきなのか、個人的にはこの判断は各トレーダーのスタイルに委ねられていると考える。

基準を満たしているのかどうか。満たしているようにも見えるし、そうではないとも取れる。この状況において建てられたポジションが利益になるのか損失になるのかは結果でしかなく、文字通り誰にも分からない。ただ、その結果に対する心の反応は千差万別なのである。

この状況でのロスカットに強烈なストレスを感じるのか。それとも涼しい顔で「あらら」と思うことができるのか。手に入れた「手法」には書かれていない部分が大きく影響することになる。

同じ値動きの存在しない相場で使用される「鉄板手法」は、自分の心のあり様を含めた上で始めて機能するのである。

相場の値動きに対する感じ方はトレーダーの経験で異なるものになる!

A shower of art
photo by Nic McPhee

アナタはチャートを開いた時に何を感じるだろうか。チャートの第一印象のようなものだ。

「うわっ!おっかない!」だろうか。

「おう?ゲロゲロにウマそうやないか!」だろうか。

「うわっ!気持ち悪い!クソビッチや!アレや!やらしてくれそうでやらしてくれへんアレや!(下品でごめん)」だろうか。

どのようなチャートで何を感じるかは経験に伴い変化してくる。経験の長いトレーダーが「旨そう!」と感じるようなチャートでFX初心者は「おっかない!」と感じるかもしれない。

どの時間軸で上目線なのか、あるいは下目線なのか。それらを判断するための基準が言語化された形で存在していたとしても、「感じる」部分というのは取り除くことができない。

もちろん「恐ろしい」と感じる程度があまりに強すぎると、エントリーすることが難しくなったり、保有できずに微益で食ってしまったりと取引に影響を与える。

手法から完全に「感覚」の部分を切り離すことはできないと僕は考えている。僕個人の未熟な点でもあるのだが、一定期間の収支によって相場に対する感じ方にブレが生じるのは認めざるをえない。ただ、そのブレの程度は経験とともに小さくなるし、ブレを修正する工夫も身に付いてくる。自分で練り上げてきた手法でもブレはあるのだ。「鉄板手法らしいよ。」という具合で手に入れた第三者による手法なら尚更である。

最後に・・・心の有り様がどこまでも問われるのじゃろぉ。

フィギュアスケートの羽生さんに演技指導を受けたとしよう。

「ここで足をぐっと・・・遠心力を利用して・・・着地で大切なのは・・・云々かんぬん。」

では、その通りの演技ができるかというとそんな訳はない。トレードもスポーツと似たような部分があり、言葉で説明されただけではどうしょうもない領域がある。何百回、何千回、何万回、数えきれないくらい同じことをしていつの間にかできるようになっていたといった部分がある。

そもそも、「勝てる手法」などその辺に落ちていないし、たとえそれが一定の利益を期待できるものであったとしても、心のありようは常に問われるのである。

結局、自分自身の悲惨な経験や成功体験を元にした「手法」を練りあげるしかないのである。他人の情報を元にしてもいい。しかし、それを自分のものにするのには努力と経験が必要なのだ。

記録を残して、反省や成功を繰り返す中で、相場に対する見方やあるべき心のスタンスなどが養われていく。その結果として自分の取引が徐々に形として表れたりする。「手法」とはそのようなもののように思う。

いずれにせよ、時間と労力が必要であり、それらを支え持続するための想いも欠かせない。焦らずに勝てるようになるまでやるしかないのである。

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