相場はホントに分からない。ただ、分からないなりにも分かることが増えてきたりもする。決して全くの闇ではない・・・・。
例えばチャートの上下とか・・・。
ロングがショートを上回ったから上がる。逆なら下がる。それは事実であり結果だ。チャートを見てそういう売買があったであろうことは分かる。
ただし、次の瞬間にロングとショートのどちらが上回るのかを完全に当てることは出来ない。
例えば節目での動き・・・。
何度も跳ね返されている価格帯、いわゆる節目でも分かることがある。ストップを刈って大きく動く時。逆のポジションが多く手放されたことを意味する。また、同時にぶっ飛んだ方向へのエネルギーが強いことも意味する。
ただ、事前にこれが起こるのかは分からない。
例えばトレンド・・・。
方向感が出始めると継続しやすい。上がり始めたら、その次も切り上げることが多い。逆もそう。
ただ、どこまで続くのか。逆向きのバイーンがくるのか。そのまま高値(安値)付近でヨコヨコになるのかは、起きてみて初めて分かる。つまり分からない。
例えば指標・・・。
指標があり、どっちかにぶっ飛びそうだというのは分かっている。
ただ、実際に発表されるまでどう動くのかは分からない。
分かることは増えてくるが、結局は分からない。
たくさんの「分からない」と「分かる」がある。そして「分からない」の部分は絶対的に知ることが不可能な部分だ。なぜならそれは未来を知るということだから。
これらに対してどのような行動を取るかは、トレーダーが各々の答えを持っているのだと思う。利確・ロスカットが与える精神的な影響は人それぞれなので、人それぞれに合った方法がある。
コツコツと負けを重ねてガツンと取れるときに取る人もいる。
コツコツ負けるが、勝ちもコツコツ、そうやって少しづつ増やしていく人。
ただ一つはっきりと「分かっている」ことは、ロスカットしないと遅かれ早かれ相場に参加するチケットすら失うということ。つまり、その「分かっている」ことはロスカットはキチンとせい!ということ。
後は生き残る中で見つけていけばいい。