「FXでルールを守れるようになるまで」を考える、ドカンよさようなら

最近、FXでルールを守ることについて考えながらボケーと絵を描いていた。そして出来上がった絵がこれだ。

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自分で描いておいて「なんぞコレ?」と思うのだが、割りかし的を得ているとも思う。

今回は「FXでルールを守れるようになるまで」について(特に「ドカン」について)自分の考えをまとめていきたい。ルールの考え方は個々人がそれぞれ持っていたらよく、正解など存在しないが(もはや、哲学であるとも言える)、ルールについて考える一助になれば幸いだ。

なお、「どうやってルールを守ることができるのか」について具体的な方法論は言及していないのでそのつもりで。

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FXでルールを守れるようになる過程:発見

これは上の絵をイメージとして簡単に示したものだ。
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なんだか、マルチ商法っぽくなってるな。まぁいい。

「取引のルールを守れるようになるまで」の過程には大小多数の要素が存在し、それらが有機的に機能したりしなかったり、更には緩んだりするものと考えている。

ザクッと何が言いたいかというと、取引のルールとは「守る」「守らない」の白黒で捉えられるものではない。そう単純なものではない。

また、上図ではシンプルにただ枝分かれしているだけだが、細かく突き詰めると3D以上の図が必要になるだろう。それでは、詳細を説明していくことにする。

一番下の丸はいわゆる「ドカン」

一番下の丸には「ドカン」が入る。
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FXで利益を得る上で絶対に避けねばならない「ドカン」。逆に「ドカン」さえなければ、たとえ利食いが下手くそ(程度にもよるが・・・)だったとしてもトントン前後、あるいはチビチビと増えていくものだ。

ではドカンの原因は何かと考えてみる。

FXでいう「ドカン」の原因は何かね?

ドカンの原因を挙げることは難しくない。
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ここでは原因として「秘技ロスカットしない」を挙げておこう。この層には「ドカン」と繋がる直接的な原因をはめ込むことができる。

トレーダーによってルールは異なるが、ここに「難平」「逆張り」「ムチャな枚数」など、自分が「ドカン」を食らう直接的な原因が入る。

「秘技ロスカットしない」が発動する原因は何かね?

次に、「ドカン」の直接的な原因となる「秘技ロスカットしない」の原因を探ってみる。

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「ストップをずらし始める」が「秘技ロスカットしない」へ繋がる原因かもしれない(初期症状とも言えるな)。

ちなみに、いきなり「秘技ロスカットしない」を使用する人のレベルは「ドカン」のもう一つ下だ。遅かれ早かれかなりの額をぶっ飛ばしたり、「ドカン」について考える段階へ進むに留まる。

じゃぁ「ストップをずらし始める」は何が原因かね?

今度は「ストップをずらし始める」原因を考えてみる。ポジションをねじ込んだのかもしれない。

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どうして「ねじ込む」の?という具合に上へ上へと繋がっていく

どうしてポジションの「ねじ込み」が始まったのだろう。といった具合に上へ上へと原因は伸びていく。

ポジポジ病ぎみで小さなロスカットが嵩み、取り戻すために「ねじ込んだ」のかもしれない。

ではなぜ「ポジポジ病」が発動してしまったのか?ボラも方向感もないような相場でいい加減なトレードをしたのかも知れない。

ではなぜいい加減なトレードをしてしまったのか?連勝して「イケるっしょ!」と余裕をぶっこいていたのかもしれない。

ドカンまでを層に分けてみよっか

上で挙げたパターンはあくまで例に過ぎず、「ドカン」にたどり着くパターンは幾通りにもなる。「ドカン」までを層に分けて、各層に入ると思われる要素を考えてみる。

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「1の層」には「ドカン」のみが存在する。

「2の層」は、「ロスカットしない」「逆張り」「難平」「枚数を上げる」「追証」を入れておこう。念のため言及しておくが逆張りや難平が悪いわけではない。規律を伴った逆張りや難平なら全く問題はない。つまり「ドカン」には辿り着かない。

「3の層」は、「ボラなし相場」「方向感なし相場」「マイテンしてだるい」「絶妙なロスカット後順行」「インジケーターが機能せずムカつく」などを入れておこう。

「4の層」は、「相場以外で苛ついてる」「連勝後メンタルゆるゆる」「身体の疲労で頭が働かん」「病気」「アナリストの見解が脳みそにこびり付いた」「要人発言で上下」などを入れる。

一応「X」も入れておこう。とにかく結構深くまで原因を遡れたりする。

FXでルールを守れるようになる過程:発見→対策

上記では「ドカン」への原因を上へと辿っていった。これは発見の道筋だと言える。つまり、何が「ドカン」を起こしているのかというきっかけを探る旅だ。自分の心の中を手探りで彷徨う辛い旅路だ。

そしてある程度の回数「ドカン」を経験すると「こいつや!!」といった気付きに出くわしたりする。これも説明が難しいので図を使っていこう。

「ドカン」の原因(2の層)をはっきり認識し、対策することで初めて「ドカン」は少なくなる。
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「ドカン」の原因を作り出している要素(3の層)を発見し、対策を講じることで初めて2の層が少なくなる。
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4の層を発見し対策することで、3の層が少なくなる。
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トレーダーのレベルや経験に応じた「こいつや!」を「発見」して「対策」を施していく。

敢えて「無くなる」ではなく「少く」としてみた。もちろん「ドカン」やその原因を起こす回数を減らすことができるし、その程度も小さなものになっていく。でも個人的な印象では「無くなる」は少し違う。

今でもアホなトレードをして(アホな)損失を叩く時がある。そして恐らくこれからもある。ただ、初心者の頃に味わった「ドカン」は「ポカッ」くらいになったりする。「ドカン」の匂いを少しでも嗅ぐと「あ・・、これアカンやつや。」とチャートを消せたりする。ん~説明が難しいが「無くなる」とは少し違う。

FXでルールを守れるようになる過程は「発見」と「対策」の連続なんだね

むちゃむちゃ簡素な図にするとこんな感じだ。
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認知できていない問題に対して対処することは不可能だ。先ずは「発見」する。そして「対策」をする。「FXでルールを守るれるようになるまでの過程」というのは常にこの連続なのだと思う。

ルールを守れる日もあれば、何となく破ってしまう日もあったり、その中で損失を叩きながら反省し、原因を探し、見つけ、対処する。そしてまた次の課題を見つける。その課題も克服した、なんて思っていたら昔の悪癖がモゾモゾ顔を覗かせ、そいつをやっつけるために頑張ったり・・・。その連続なのだ。

「ある日を境に100%ルール通りに取引できる」といった性質のものではなく、ドロドロとした試行錯誤の連続の結果なのだ。

結果として、「ドカン」の随分前の段階で対応できるようになり、アホな損失が減っていき、利益が残る。

最後に

原因を上へ上へと追求していくほど、相場ではなく、自分の感情にたどり着く。「ドカン」の原因は結局のところ自分なのである。ただ、FXで利益を得られるようになるには「ドカン」を経験することが不可欠だとも考えている。

結局は「自分」が大切であるというシンプルなポイントを心に落とし込むためには、きっかけとして「ドカン」が必要なのだろう。「ドカン」がなければそこにはたどり着くことはできないのが人情なのだと思う。

昨日よりも今日、今日よりも明日、以前よりもルール通りに取引することを心がけて反省したり試行錯誤すればいい。ゆっくりでいいし、実はゆっくりが一番の近道だったりするのだから。

後書き・・・もちろん「ルールを守る」ということについては「利食い」にも言及するべきだ。また気が向いたら記事にしようと思う。しかし「とにかく生き残れ(ロスカットしろ)!」をメインに置いている当ブログでは今回は割愛した。一言だけ言及しておくと統計を取って確率的な観点から心に落とす努力を惜しまないことだ。

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